BlackBerry、AI技術を駆使してユーザー行動を分析する、業界初のサイバーセキュリティ・ソリューション「BlackBerry Persona」を発表

November 05, 2020

BlackBerry Limited(本社: カナダ オンタリオ州、CEO: ジョン・チェン、NYSE: BB、TSX: BB、以下BlackBerry)は本日、人工知能(AI)と機械学習の高度な技術を駆使し、継続的認証を通じてユーザーの身元をリアルタイムで検証することで、セキュリティ侵害を阻止する、UEBA(ユーザーとエンティティの行動分析)ソリューションの「BlackBerry Persona®」を発表しました。ノートブックやデスクトップ・ユーザーのリアルタイムの信用スコアを作成するBlackBerry Persona Desktopは、生体認証と行動ベースの機械学習モデルを活用する初のサイバーセキュリティ・ソリューションで、BlackBerry Spark®プラットフォーム上に構築されています。

BlackBerry Persona Desktopでは、すべてのアクションはエンドポイント側で実行されるため、クラウドにデータを送る必要がなく、従来型ソリューションよりも迅速な応答が可能です。BlackBerry Personaは不正アクセスからのを数分以内に実現し、これまで「解決不能」だった、以下のようなセキュリティの課題を解決します。

  • 認証情報窃盗:従業員の認証情報が不正アクセスを受けた際に、ユーザーのデバイスの使い方を分析することで、セキュリティリスクを判断し、企業を保護します。ユーザーの行動がリスクのしきい値を超えた場合、アラートがクラウドに送信されて、二要素認証を促すなどの、自動でリスク軽減措置が取られます。
  • インサイダー脅威:従業員の行動を継続的に分析し、悪意の可能性があるアクションを判断することで、従業員の不正から企業を保護します。従業員の使用パターンが、普段の行動から逸脱している場合、BlackBerry Personaがリスクを特定し知らせます。アラートと事前措置は、管理者の定義したポリシーに基づき行われます。
  • 物理的な不正アクセス:デバイスが物理的な不正アクセスや窃盗の被害を受けた場合にも、従業員と企業を攻撃から保護します。不正ユーザーがエンドポイントへのアクセスを取得した場合、キーストロークやマウスの動きから判断する生体認証機能によって、他人であることを検知し、アラートの送信やデバイスのロックが可能です。他のソリューションとは異なり、これらのアクションは、エンドポイント側で自動的に行われるため、ネットワーク接続やクラウドとのやり取りは不要です。

BlackBerryの製品管理担当シニア・バイスプレジデントであるFrank Cotterは、次のように述べています。「ゼロトラスト・モデルを採用する企業は、BlackBerry Personaを使用することで、ログイン後のユーザーの身元を継続的に検証でき、不要な再認証作業の手間を省くことができます。BlackBerry Personaは行動分析を用いてソフトウェアの使用パターンを認識し継続的に認証を行うことで、その行動がハイリスクであるか、ローリスクであるかをリルタイムで判断します。当社はお客様の安全性とセキュリティを維持する画期的な手法の開発に取り組んでおり、BlackBerry Persona Desktopのような業界初のソリューションを市場投入できることは光栄です。」

IDCのサイバーセキュリティ製品部門プログラムバイスプレジデントであるFrank Dickson氏は、次のように述べています。「高度なエンドポイント・セキュリティ・プラットフォームをデバイスに導入しているにも関わらず、単純なユーザー名とパスワードによって、こうした保護を無効化される事例が長年起きていました。ユーザー体験には影響を及ぼさず、最新のテクノロジーによってユーザーを継続的に検証するという、組み込み型のユーザー認証機能は、私たちが長らく提唱してきたものです。エンドポイントに認証機能を組み込むことで、重要なコントロールポイントで強力なサイバーセキュリティ・コントロールを実現できます。」

(以上)

BlackBerryについて

BlackBerryは、世界中の企業や政府機関向けに、インテリジェントなセキュリティソフトウェアとサービスを提供しています。BlackBerryのソリューションは、1億7,500万台の自動車をはじめ、500万以上のエンドポイントを保護しています。カナダ・オンタリオ州ウォータールーに本社を置く同社は、AIと機械学習を活用して、サイバーセキュリティ、安全性、およびデータプライバシーソリューションの分野で革新的なソリューションを提供しています。さらに、エンドポイントのセキュリティ管理、暗号化、組み込みシステムどの主要分野をリードしています。詳細については、BlackBerry.comをご覧ください。

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