HERE Technologies、Cerence、TELUS、GEICO、AWSが発足パートナーとして参加
BlackBerry Limited（本社: カナダ オンタリオ州、CEO: ジョン・チェン、NYSE: BB、TSX: BB、以下BlackBerry）は本日、交通・モビリティ業界のリーダー企業からなる招待制の新団体「BlackBerry IVY Advisory Council」の発足を発表しました。同団体は、BlackBerryのインテリジェント車載データプラットフォームであるBlackBerry IVY™を対象とした開発者コミュニティの発展と、同プラットフォームを通じて今後市場に投入される業種別のサービスや車載アプリケーションの開発を支援するものです。
BlackBerry IVY Advisory Councilの目的は、車載データを活用したインパクトのあるテクノロジーユースケースとソリューションの開発を重点に置くことで、BlackBerry IVYの開発者コミュニティを発展させることです。団体のメンバー企業は、BlackBerry IVYのロードマップの発展を推進し、OEM各社が解決すべき主な問題点に対処するため、共同開発に取り組んでいきます。
BlackBerry IVY Advisory Councilの発足パートナーは、HERE Technologies、Cerence、TELUS、GEICO、AWSです。創設メンバーのメリットとしては、製品イノベーションの販促を目的とした共同マーケティング活動に参加できるだけでなく、開発者ツールとBlackBerry IVYの製品リリースを独占的に先行して利用できます。今後数カ月以内に、Advisory Councilへのメンバーの追加を予定しています。
BlackBerry IVY提供開始の発表時、業界から高い関心が寄せられました。また、OEM、スマートモビリティ・プロバイダー、フリートオペレーター、開発者が次世代のインテリジェントなコネクテッドカーに関する豊富なインサイトを活用できるというBlackBerry IVYの可能性に業界が注目しています。こうした経緯によってAdvisory Councilは発足に至りました。
Amazon Web Servicesのオートモーティブ・セールス部門グローバル責任者であるWendy Bauer氏は、次のように述べています。「BlackBerryチームと開発を行うことで、今後は自動車業界の変革を後押ししつつ、他の業界リーダー各社とも連携し、モビリティ業界の未来に向けた歩みを加速していきます。BlackBerry IVY Advisory Councilのメンバー各社が一致団結し、それぞれの専門知識を持ち寄ることで、コネクテッド・モビリティの最大の課題を解決し、開発者コミュニティに良い刺激を与えながら、こうしたツールを活用して運転体験を向上できるよう協力していきます。」
BlackBerryのIoT部門、経営企画担当シニア・バイスプレジデント兼最高執行責任者であるVito Giallorenzoは、次のように述べています。「BlackBerryは、 HERE Technologies、Cerence、TELUS、GEICO、AWS を、BlackBerry IVY Advisory Councilの創設パートナーとして、迎えられることを嬉しく思います。数多くのデータドリブン・ソリューションの分野では、交通・モビリティのイノベーションが急速に進んでいます。BlackBerry IVYは、拡張性とコスト効果に優れたパートナーとして、エコシステム全体の企業を対象に、収益の拡大化と成長機会の獲得をサポートします。非常に優秀で未来志向の先進的な企業グループと協力し、この先の数カ月間・数年間でビジョンを達成できることを心待ちにしています。」
パートナー企業のコメント
HERE Technologiesの製品管理担当バイスプレジデントであるMichele Herbst氏は、次のように述べています。「IVY Advisory Councilの創設メンバーに選出されたことは、大変嬉しく思います。当社の位置情報技術を活用して、今後はBlackBerry IVYの新たなユースケースを開発したいと思います。当社の車載分野での深い専門知識と、リアルタイムの車載データを活用したプライバシー・バイ・デザインのアプローチを通じ、お客様にインテリジェントな体験をお届けすべく、IVYの将来的な可能性に期待しています。」
Cerence Inc.のCTOであるPrateek Kathpal氏は、次のように述べています。「BlackBerry IVY Advisory Councilの創設メンバーとして関われることを光栄に思います。世界中のコンシューマーのモビリティ体験の未来を変革すべく、今後は志を同じくする企業と協力していきます。モビリティ向け会話型AIのリーダーとして、団体の可能性には大いに期待しており、コネクティビティと自動運転技術の高度化に取り組むなど、ドライバーと自動車の直感的かつインテリジェントな相互作用をともに発展させていきます。」
GEICOの最高データ/アナリティクス責任者であるYang Yu氏は、次のように述べています。「 GEICO は、BlackBerry IVYの保険パートナーとして参加できることを大変嬉しく思います。メンバー各社は、交通業界の変革を推し進めるという共通のビジョンを持っています。新たに発足したIVY Advisory Councilの創設メンバーとして各社と協力し、GEICOの商品を提供することで、今後は顧客サービスを向上させ、お客様一人ひとりに合わせた割引を提供する予定です。利用ベース保険（UBI）市場に存在する未開発の機会をを引き出すのが当社の目標です。あらゆるドライバーがスマートモビリティの豊富なメリットを実感できるよう、GEICOは積極的に取り組んでいます。」
TELUSの最高技術責任者であるIbrahim Gedeon氏は、次のように述べています。「IVYエコシステムは、自動車のメーカーには貴重なインサイトを、自動車のオーナーにはよりパーソナライズされた運転体験をもたらすものとTELUSは確信しています。BlackBerryとの協業を通じ、この分野のノウハウと知識を共有することで、BlackBerryのイノベーションの発展をサポートできることを嬉しく思います。これにより、自動車メーカーは、より充実したサービスを提供しつつ、より安全で優れた運転手段を実現できます。」
*参考英語プレスリリース（カナダ・オンタリオ州ウォータールー現地時間2021年6月22日に発表）
（以上）
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BlackBerryは、世界中の企業や政府機関向けに、インテリジェントなセキュリティソフトウェアとサービスを提供しています。BlackBerryのソリューションは、1億7,500万台の自動車をはじめ、5億以上のエンドポイントを保護しています。カナダ・オンタリオ州ウォータールーに本社を置く同社は、AIと機械学習を活用して、サイバーセキュリティ、安全性、およびデータプライバシーソリューションの分野で革新的なソリューションを提供しています。さらに、エンドポイントのセキュリティ管理、暗号化、組み込みシステムどの主要分野をリードしています。詳細については、BlackBerry.comをご覧ください。
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