BlackBerry Limited(本社: カナダ オンタリオ州、CEO: ジョン・チェン、NYSE: BB、TSX: BB、以下BlackBerry)とNobo Technologies(以下Nobo)は本日、NoboがBlackBerry QNX® Neutrino®リアルタイムOS(RTOS)とQNX®ハイパーバイザーをベースに開発した先進的なデジタル・コックピット・コントローラ(DCC)プラットフォームの量産を開始したことを発表しました。この最先端のDCCプラットフォームは、長城汽車(Great Wall Motor)の次世代SUV「Haval H6S」に採用され、ドライバーに合わせた運転体験を提供します。
長城汽車のフラッグシップSUVモデルである「Haval H6」は、中国市場で人気車種の一つです。最新モデルでは、最先端のハッチバック・デザインとともに、ウィンドシールド・ヘッドアップ・ディスプレイ(W-HUD)、車載インフォテイメント(IVI)およびクラスタ・ディスプレイ、360度アラウンドビューモニター(AVM)、ドライバー・モニタリング・システム(DMS)、乗員モニタリング・システム(OMS)、音声認識、ナビゲーションなどの機能を統合したNoboのスマートDCCプラットフォームを採用しており、インタラクティブで快適な運転体験を実現します。
新型「Haval H6S」は、Qualcomm Snapdragon 8155プロセッサーと信頼性の高いBlackBerry QNX Neutrino RTOSおよびQNXハイパーバイザーを採用することで、DCC設計で優れた拡張性と柔軟性を実現します。最新モデルでは、クリティカルな要素が混在し、異なる動作環境を持つ複数のシステムを単一のハードウェア・プラットフォームに統合することで、初期の開発コストと長期的な所有コストの両方を効果的に削減して、業界をリードする安全性とセキュリティを保証します。
BlackBerryのアジア太平洋地域担当バイスプレジデントであるDhiraj Handaは、次のように述べています。「BlackBerryは、安全性、信頼性、セキュリティを実現する最先端のソフトウェア・プラットフォーム・ソリューションを提供してきた高度な専門知識と強い実績を誇り、自動車業界において信頼されるパートナーとなっています。Nobo Technologiesのパートナーとして、同社の画期的な次世代DCCプラットフォームの量産車への導入開始を支援できることを嬉しく思います。」
Noboのバイスジェネラル・マネージャーであるLi Zhezhe氏は、次のように述べています。「Nobo Technologiesは、フルスタックの研究開発能力を誇り、優れたユーザー体験を提供する最先端のデジタル・コックピット・ハードウェア/ソフトウェア・ソリューションの継続的な開発を専門としています。一方、QNXソフトウェア・プラットフォームは、機能安全性、信頼性、セキュリティ、リアルタイム・パフォーマンスに優れており、中国などの市場で展開される次世代の自動車向けの、スマートでセキュアかつ安全なDCCプラットフォームを提供するというNoboのビジョンを後押ししてくれます。」
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BlackBerryは、世界中の企業や政府機関向けに、インテリジェントなセキュリティソフトウェアとサービスを提供しています。BlackBerryのソリューションは、1億9,500万台の自動車をはじめ、5億以上のエンドポイントを保護しています。カナダ・オンタリオ州ウォータールーに本社を置く同社は、AIと機械学習を活用して、サイバーセキュリティ、安全性、およびデータプライバシーソリューションの分野で革新的なソリューションを提供しています。さらに、エンドポイントのセキュリティ管理、暗号化、組み込みシステムどの主要分野をリードしています。詳細については、BlackBerry.comをご覧ください。
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