サイバー犯罪の協調志向により、2022年には中小企業への攻撃が加速し、閉鎖的な活動が拡大
BlackBerry Limited(本社: カナダ オンタリオ州、CEO: ジョン・チェン、NYSE: BB、TSX: BB、以下BlackBerry)は本日、「2022年版BlackBerry脅威レポート(2022 BlackBerry Annual Threat Report)」の日本語版を公開しました。
本レポートでは、各地域の中小企業を標的として最適化されたサイバー犯罪のアンダーグラウンドの実態を明らかにし、また、昨年最も悪名高いランサムウェア攻撃からサイバー痕跡を特定し、最大の犯人が外部委託された人物であった可能性を詳述しています。
BlackBerryのリサーチ・インテリジェンス担当バイスプレジデントであるEric Milamは、次のように述べています。「犯罪グループは標的活動の手法を研究しています。サイバー・アンダーグラウンドのインフラストラクチャが進化したことで、よりタイムリーで標的に合わせた詐欺行為を展開できるようになりました。さらに、こうしたインフラストラクチャは、脅威グループがマルウェアを共有し、アウトソーシングをすることで、大規模な攻撃を可能にする犯罪の共有経済圏を生み出しています。事実、2021年に起きた大規模なサイバー攻撃の一部は、アウトソーシングの結果であると考えられます。」
「2022年版BlackBerry脅威レポート」の主な解析結果:
バイデン政権が最近発表したゼロトラスト戦略に続き、ゼロトラストの概念とエンドユーザーに対する摩擦のないセキュリティアプローチを広く採用することは、すべての業界で欠かせません。SolarWindsのインシデントの被害が未だに残る中、量子コンピューティング、メタバース、コネクテッドカーなど、新たな潜在的リスクに加えて、2022年には既存の戦術の悪用も想定されます。バイデン政権の戦略の方向性からは、こうした状況を見据えつつ、ゼロトラスト採用の障壁を排除しようという政府の姿勢がうかがえます。
本レポート(日本語版)の詳細およびダウンロードは、下記をご覧ください。
https://www.blackberry.com/ja/jp/forms/enterprise/report-bb-2022-threat-report
*本リリースは、カナダ・オンタリオ州ウォータールーにおいて、現地時間2022年2月15日に発表されたプレスリリースの抄訳版です。原文は以下をご参照ください。
(以上)
BlackBerryについて
BlackBerryは、世界中の企業や政府機関向けに、インテリジェントなセキュリティソフトウェアとサービスを提供しています。BlackBerryのソリューションは、1億9,500万台の自動車をはじめ、5億以上のエンドポイントを保護しています。カナダ・オンタリオ州ウォータールーに本社を置く同社は、AIと機械学習を活用して、サイバーセキュリティ、安全性、およびデータプライバシーソリューションの分野で革新的なソリューションを提供しています。さらに、エンドポイントのセキュリティ管理、暗号化、組み込みシステムなどの主要分野をリードしています。詳細については、BlackBerry.comをご覧ください。
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