
会長兼最高経営責任者
John Chen は、BlackBerry Limited の会長兼最高経営責任者として、ビジョンと目標の定義、戦略の設定、企業目標に沿ったチームの業務遂行の責任を担っています。2013 年 11 月に任命されて以来、ハードウェアの象徴的存在からソフトウェアのリーダーへと戦略を変更し、BlackBerry を率いています。現在、企業向けサイバーセキュリティと組み込みソフトウェアの成長を原動力とし、モバイルセキュリティでのブランド力と蓄積された知見を活用し、数十億の接続デバイスと巨大な可能性を秘めた市場を持つ新たなカテゴリー、モノのエンタープライズ(EoT)を強化する準備が整っています。
John は、40 年以上のエンジニアリングとマネジメントの経験、ターンアラウンドの実績、テクノロジー産業だけでなく他の産業からも優れたリーダーとして認められた高い評価を買われて、BlackBerry に招かれました。BlackBerry に入社する前は、Sybase 社の会長兼最高経営責任者として同社を再建し、55 四半期連続で収益を高め、15 年間の在職期間中に株主利益を最大化しました。
政策に強い関心を持つ世界的なビジネスリーダーである John は、米中貿易関係について議会で証言し、当時のジョージ・W・ブッシュ米国大統領から輸出評議会の委員に任命されました。2006 年には、Secure Borders and OpenDoors 諮問委員会の共同議長に任命されました。さらに、戦略国際問題研究所(CSIS)の米中政策諮問円卓会議の議長、2012 年から米中関係全国委員会の理事、1997 年から百人委員会の委員、2009 年から 2011 年まで同委員会の議長を務めています。
ブラウン大学を極めて優秀な成績で卒業し、同大学およびカリフォルニア工科大学(Caltech)で電気工学の学士号を取得しました。上海大学の名誉教授であり、サンノゼ州立大学、香港城市大学、香港科学技術大学から名誉博士の称号を授与されています。米国・アジア研究所、米中政策財団、カリフォルニア・アジアビジネス協議会、米国・アジア系アメリカ人商工会議所教育財団から数多くの賞を受賞しています。
ウォルト・ディズニー・カンパニー(2004~2019 年)、ウェルズ・ファーゴ(2006~2018 年)で取締役を務めました。また、非営利団体でも活動しており、カリフォルニア工科大学の役員、米中関係全国委員会の委員、外交問題評議会(CFR)の委員、ザ・ファースト・ティの全国評議員、サンフランシスコ交響楽団の理事を務めています。

最高法務責任者兼コーポレートセクレタリー
Randall Cook は2018 年 8 月に BlackBerry に入社し、訴訟、M&A、規制コンプライアンス、契約、IP 保護、BlackBerry Ltd のグローバルな企業の機密保持など、世界規模の法務を任されています。
受賞歴のあるテクノロジー企業の法務顧問として幅広い専門知識を持ち、公開企業や民間企業、個人営業、米国政府サービスで 25 年間の成功実績があります。BlackBerry に入社する前は、ソフトウェアメーカーカリプソ・テクノロジー株式会社の法務顧問を務めていました。それ以前では、Advent Software で上級副社長、法務顧問、事務部長を 13 年以上務め、同社の法務部門は、Corporate Counsel 誌の全国最優秀法務部門の最終候補、Recorder の新興企業 M&A の最優秀法務部門として評価されました。
キャリアの初期には、技術、知的財産、国際貿易問題について高官に助言を行う、省庁間委員会の委員を務めるなど、米国政府で複数の役職を歴任しています。ワシントン DC で米国連邦検事局特別補佐官を務め、主任検察官として知的財産の著作権侵害などの問題に携わりました。 他にも、米国商務省の特別顧問や米国通商代表部の大統領行政府の弁護士を務めました。

最高政府関連・公共政策責任者
Marjorie Dickman は、BlackBerry の最高政府関連・公共政策責任者です。 世界的な政府関連業務や規制関連業務、および公共政策運営の戦略的監督を担当しています。 さらに、業界標準委員会への会社の参加を担当しています。
Marjorie は、22 年以上の政府関連業務や規制関連業務、および公共政策の経験を評価され、BlackBerry に招かれました。 BlackBerry に入社する前は、インテル社に 16 年勤め、IoT や自動運転ポリシーのグローバルディレクター兼アソシエイト法務顧問として米国、欧州、中国、日本のグローバルチームの管理に携わりました。 それ以前では、ワシントン DC の著名な法律事務所で弁護士として、FCC の規制事項に関する案件を担当していました。
ジョージタウン大学ローセンターで法学博士号を取得し、デューク大学で公共政策の学士号を取得しています。 全米家電協会、全米商工会議所のテクノロジーエンゲージメントセンター、およびイーノ輸送研究センターの理事を務めています。

BlackBerry 社長
John Giamatteoは、BlackBerryのサイバーセキュリティビジネスユニットの社長であり、ビジネス戦略、エンジニアリング、市場投入、カスタマーサポート、運用を担当しています。
Johnは、P&L、市場投入、マーケティング、顧客関係、およびグローバルなハイテク企業での顧客の成功において30年以上の経験を有し、弊社の成長に大きく寄与するでしょう。 彼は以前マカフィーに在籍し、6年以上社長兼最高収益責任者を務めていました。 それ以前は、インターネットおよびモバイルセキュリティの大手プロバイダーであるAVGTechnologiesで最高執行責任者を務めていました。 また、Solera Holdings、RealNetworks、Inc。、およびNortelCorporationで指導的地位を占めました。
Johnは、ニューヨークのセントジョンズ大学でMBAと会計学の学士号を取得しています。

BlackBerry Spark Group 製品および付加価値ソリューション担当執行副社長
Billy は、BlackBerry SparkGroup の製品管理およびソフトウェア開発組織を率いています。
BlackBerry に入社する前は、Sybase 社で製品・技術運用担当上級副社長として、Sybase 社の技術研究、製品開発、およびカスタマーサポートを担当していました。OEM 事業部門のゼネラルマネージャー、e-ビジネス部門の上級副社長兼ゼネラルマネージャー、企業向けソリューション部門の製品開発部門の副社長など、Sybase 社で数多くの指導的役職を歴任しています。また、ユニシスと Siemens のエンジニアリングディレクターでもあります。
カリフォルニア州パサデナのカリフォルニア工科大学でコンピューターサイエンスの修士号、カナダのモントリオールにあるマギル大学で電気工学の理学士号を取得しています。

最高財務責任者
Steve Rai は、最高財務責任者として、グローバルな内外の財務報告とコンプライアンス、財務戦略と管理、事業部門のサポート、投資家向け広報活動、および株式管理の監督を担当しています。それ以前は、BlackBerry の副社長兼法人監事、副最高財務責任者の役職を務めていました。これらの役職で財務報告とコンプライアンス、および企業の財務計画と分析、財務、調達、および施設や保険、株式の管理を含むフィールド以外の財務業務など、CFO 組織のさまざまな面の監督を担当してきました。
米国およびカナダの新興企業から多国籍企業に至る、さまざまな公開企業に財務管理、事業アドバイスおよび保証サービスを提供した 25 年以上の進歩的な経験があります。
BlackBerry に入社する前は、PMC-Sierra で法人監事を務めていました。それ以前は、トロント証券取引所、プライスウォーターハウスクーパース(LLP)で上級管理職を歴任しています。
カナダのブリティッシュコロンビア州にあるサイモンフレイザー大学で会計と財務を専攻し、経営学士号を取得しています。米国イリノイ州の米国公認会計士協会の公認会計士であり、カナダのブリティッシュコロンビア州の英国勅許公認会計士のメンバーです。

人事担当執行副社長
Nita は、人事チームを率いて、あらゆる人事面でグローバルなプログラム、イニシアチブ、パートナーシップ、ソリューション、サービスを設計、提供し、運用目標と戦略目標の達成の支援を担当しています。
BlackBerry に参加する前は、SAP Cloud および SuccessFactors で最高人材活用責任者兼最高人事責任者を務めていました。それ以前は、Sybase 社で世界規模の人事部門の副社長として、同社の従業員、管理者、幹部向けの高品質で最先端の人材サービス、セキュリティサービス、プログラムの提供と導入を担当していました。
カリフォルニア州サンタクララのサンタクララ大学で MBA を取得しています。また、カウンセリング心理学の修士号を取得するための複数のコースも修了しています。財務と会計を専攻し、優秀な成績で経営学の学士号を取得しています。

最高マーケティング責任者
Mark Wilson は、最高マーケティング責任者として、ソートリーダーシップやブランドを宣伝する他の機会を通じて、BlackBerry のメッセージ配信を担当しています。また、マーケティングコミュニケーションや企業イベントも担当しています。
BlackBerry に入社する前は、アバイアの最高マーケティング責任者、Sybase 社と SAP 社のマーケティング部門の上級副社長、KPMG コンサルティングの情報通信エンターテインメントグループの戦略実践リーダー、AT&T のマーケティングマネージャーを務めました。2009 年~2011 年、2013 年に BtoB 誌が選ぶベストマーケターの 1 人に選出されています。また、2013 年に FierceCMO が選ぶ「注目の CMO 」に選出されました。
シカゴ大学で公共政策研究の MBA と修士号、カリフォルニア大学サンタバーバラ校で学士号を取得しています。
最高幹部

最高技術責任者
Charles Eagan は、2018 年 6 月に最高技術責任者に任命されました。新しいテクノロジーの開発、新興市場でのイノベーションの推進、AI と機械学習を活用するセキュリティ機能の強化を担当しています。また、テクノロジーパートナーシップを担当し、BlackBerry の IoT プラットフォームの推進に重点を置き、すべての製品の標準化と統合を監督しています。
BlackBerry に入社する前は、ダイソン(英国)のエレクトロニクス部門のグローバル責任者として、IoT デバイスの展開を担当していました。それ以前は、BlackBerry のデバイスソフトウェア部門のグローバル責任者として、BlackBerry10 オペレーティングシステムの開発と Android への安全な移行を指揮していました。
また、主に自動車市場や組み込み市場をターゲットとする QNX ソフトウェア社のエンジニアリング部門の副社長を務めていました。Cisco では、独創的な CRS-1 キャリアルーティングシステムの開発を指揮しました。
2008 年に、高機能のグラフィカル・インターフェイスの迅速な構築を可能にする組み込みツールとテクノロジーの開発を専門とする CrankSoftware を共同設立しました。キャリアの初期には、プロセス制御、ファクトリー・オートメーション、ロボット工学の分野でホンダの接続デバイスを構築しました。
Charles は、著名な講演者、ソートリーダーであり、30 年以上にわたりデジタル接続で新境地を開いてきた IoT の専門家です。カナダのウォータールー大学を優秀な成績で卒業し、応用数学と電気工学の学士号を取得しています。

企業開発・戦略的パートナーシップ部門上級副社長
Vito は、戦略や M&A を含む BlackBerry の企業開発活動を指揮しています。また、主要な戦略的パートナーシップとアライアンス、および BlackBerry 製品の価格設定も担当しています。
BlackBerry に入社する前は、モルガンスタンレーのニューヨーク支部とロンドン支部でインベストメントテクノロジー担当役員、最近ではペレラ・ワインバーグ・パートナーズの業務執行取締役を 10 年以上務めました。
キャリアの初期には、ナスパーズで企業開発部門の主任、Cisco で複数の技術職を務めていました。
ミラノ工科大学とイリノイ大学で機械工学の修士号、インシアード(INSEAD)で経営学修士号を取得しています。

最高情報責任者
Chris Hummel は、BlackBerry の最高情報責任者です。主要な技術革新に関する洞察の経営幹部チームへの提供、IT による会社全体の主要なイニシアチブの推進、最高レベルの企業セキュリティと従業員プライバシーの管理を担当しています。
2010 年に BlackBerry に入社して以来、IT リーダーとして、サービス提供、プロジェクト管理、ネットワーク統合、国際的な新規事業開発など 30 年以上の実績があります。
BlackBerry に入社する前は、アバイアでコンサルティングや高度なサービス、ノーテルネットワークスでネットワーク統合とソリューション展開を担当していました。

最高情報セキュリティ責任者
John McClurg は最高情報セキュリティ責任者です。BlackBerry の情報セキュリティプログラムのあらゆる面をグローバルに指揮し、サイバーセキュリティポリシーと手順の開発と実装を担当しています。
サイランスで最高情報セキュリティ部門の副社長を務めた後、BlackBerry に入社しました。 以前は、Dell で最高セキュリティ責任者、ハネウェル・インターナショナル、ルーセント・テクノロジー、ベル研究所、米国インテリジェンス・コミュニティー、米国エネルギー省、FBI、CIA で上級職を歴任しています。 米国務省の海外安全保障諮問委員会(OSAC)の共同議長を務め、国際安全保障財団の初代会長を務めました。
ブリガムヤング大学で法務博士の博士号、組織行動の修士号、大学研究と哲学の理学士号と学士号、ノースカロライナ大学チャペルヒル校とカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で哲学解釈学の高度な博士課程を修了しています。

上級副社長兼最高セキュリティアーキテクト
Ryan は、BlackBerry 全体のテクノロジー統合を支援し、顧客のリスク低減に取り組むために、最高技術責任者と共にテクノロジー戦略とアーキテクチャを定義しています。
セキュリティ業界での 20 年以上にわたる経験があり、攻撃的および防御的セキュリティについて豊富な実績があります。 サイランスの買収時に BlackBerry に入社しました。 サイランスの共同創設者兼主任研究員であり、サイランスの数学エンジンとセキュリティへの画期的なアプローチを支えるアーキテクチャの開発を指揮しました。 それ以前は、マカフィーの主任研究員としてテクノロジー戦略に取り組み、eEye DigitalSecurity の著名なエンジニアとしてセキュリティ評価ツールの構築に携わりました。
彼は数多くの記事、論文、書籍を出版しており、セキュリティ、プライバシー、機械学習、起業家精神について世界中の会議で頻繁に講演を行っています。 彼の研究は、攻撃的および防御的セキュリティ技術に多くの革新をもたらし、セキュリティとデータサイエンスの分野で 20 以上の特許を公開しています。 コンピューターワーム「コードレッド(Code Red)」を発見し、これを最初に分析したことで知られており、キャリアを通じて重大な脅威に関する多くの分析に貢献しました。

事業運営および戦略的アカウント部門副社長、最高経営責任者事務局担当者
Neelam Sandhu は、最高経営責任者事務局の運営を担当しています。これには、グローバルな主要な顧客と政府関係の管理、社内外のコンテンツとエンゲージメントの作成、運用効率を高める特別な部門間のプロジェクトの推進などが含まれます。
また、規制対象の業界全体で、世界中の BlackBerry の戦略的アカウントのカスタマーサクセスを指揮しています。 さらに、BlackBerry の旅行戦略と運用も管理しています。
2009 年に BlackBerry に入社して以来、英国、ニューヨーク、カリフォルニアのオフィスを拠点にさまざまな役職を歴任しています。ブランド管理、ブランドメッセージング、マーケティング活動、市場開拓計画、企業戦略イニシアチブなどを担当しています。
全米家電協会の人工知能委員会の議長を務めています。 レスター大学で経営学の学士号を取得し、カリフォルニア大学バークレー校のハース・ビジネススクールで財務分析のエグゼクティブ認定を取得しています。

上級副社長兼 BlackBerry Technology Solutions(製品、エンジニアリング、運用)共同責任者
上級副社長兼 BlackBerryTechnology Solutions(BTS)の共同責任者として、QNX ソフトウェアシステム(組み込みソフトウェア)、Certicom(暗号化アプリケーション)、および Paratek(RF アンテナチューニング)製品とエンジニアリングサービスプログラムの方向性の計画、設計、開発を担当しています。
John は、1993 年以来、BlackBerryQNX チームの欠かせないメンバーとして貢献しています。エンジニアリング、サービス部門の副社長を含め、さまざまな役職を歴任しています。オタワのカールトン大学で電気電子工学の学士号を取得しています。