BlackBerry、アジア太平洋地域における 「BlackBerry Jarvis」のチャネルパートナー13社を発表

April 25, 2022

BlackBerry Jarvisにより、ソフトウェア開発者、メーカー、規制当局は

複雑な組み込みシステにおけるセキュリティ脅威の分析と検知が可能に

BlackBerry Limited(本社: カナダ オンタリオ州、CEO: ジョン・チェン、NYSE: BB、TSX: BB、以下BlackBerry)は本日、BlackBerry Jarvisにおける13社のチャネルパートナー(ディストリビューターと付加価値インテグレーター)を発表しました。これらの13社のチャネルパートナーは、今後、安全なミッションクリティカル・システムを開発するアジア太平洋(APAC)地域の企業向けに、「BlackBerry® Jarvis™ 2.0」を提供します。BlackBerry Jarvisは、交通、医療機器、工場フロアなど、複雑なサプライチェーンを管理しながら厳格な規制を遵守しなければならない業界や、サイバーシステムおよび物理システムへのセキュリティ攻撃のリスクが高まっている業界にとって必要不可欠な存在です。

BlackBerry Jarvisは、バイナリ・ソフトウェア構成解析/セキュリティテスト・ツールとして、組み込みシステム内のオープンソース・ソフトウェアとソフトウェア・ライセンス、さらにはサイバーセキュリティの脆弱性やリスクの露呈状況を検知・リスト化します。本製品は、ソフトウェア バイナリの徹底的なスキャンを実行し、ソフトウェア部品表(SBOM:Software Bill of Materials)を作成します。これにより、セキュリティの専門家が手動で実行するのにかかる時間の何分の1かで、実用的なインサイトを提供します組み込みソフトウェアの開発者は、BlackBerry Jarvisを使用することで、特定のセキュリティ規格への準拠を実証し、自社のシステムを強化し、システムの復元力を高めますまた規制当局は、このツールを使用してコンプライアンスを実施し、メーカーやサプライヤーによるセキュリティの主張を検証することもできます。

この度、BlackBerry JarvisのAPACチャネルパートナーとなった13社は、以下の通りです。(順不同)

日本

株式会社マクニカ                                     https://www.macnica.co.jp/

株式会社日立産業制御ソリューションズ                    https://www.hitachi-ics.co.jp/

株式会社アイ・エス・ビー                            https://www.isb.co.jp/

株式会社ネクスティ エレクトロニクス              https://www.nexty-ele.com/

SCオートモーティブエンジニアリング株式会社  https://scautomotiveengineering.com/

韓国

UPS Technology

KMS Technology Inc.

RT Solutions Inc.

インド

Gopalam Embedded Systems Pte Ltd

AdvanTrak Technologies Private Limited

中国

Thunder Software Technology Co., Ltd.

Nanjing Leading R&D Information Technology Limited

台湾

Mcloudware Technology Co., Limited

BlackBerry QNXのアジア太平洋地域担当バイスプレジデントであるDhiraj Handaは、次のように述べています。「デジタルオートメーションが進む中、増大するIoTセキュリティの脅威からインフラストラクチャと産業を保護するため、アジア太平洋地域は転換期を迎えています。ミッションクリティカル・ソリューションのリーダーであるBlackBerry QNXにとって、これほど多くのエコシステムパートナーにご協力いただき、より多くの業界にBlackBerry Jarvisをお届けできることは大きな喜びです。知的財産(IP)の保護、コンプライアンス問題への対応、そして、セキュリティリソースを最も必要とされる場面に導入するというニーズに基づき、迅速かつ信頼できるインテリジェンスを企業や開発者、規制当局へお届けしていきます。」

情報技術(IT)と運用技術(OT)の融合に伴い、ネットワークやレガシーシステムのリスクは露呈しており、重要インフラストラクチャを標的としたサイバー攻撃の多発が大きな注目を集めるなど、BlackBerryパートナーへの機運は高まっています。こうした状況を受けて、各国は自動車、医療、産業用オートメーション、鉄道などの業界を対象に、安全性とセキュリティに関するさまざまな基準を導入しています。Ponemon Instituteによると、IoTを採用する企業の9割は、IoTデバイスのセキュリティの不備を原因に、今後2年間で不正アクセスや攻撃を受けるだろうと予想しており、その勢いは衰えることを知りません。

BlackBerry Jarvisは今年、Internal Research & Development(IRAD)プロジェクトによる、業界をリードするバイナリ解析ソリューションの「ベスト・イン・ブリード」評価を獲得しています。この分析は、米国国防総省(DoD)の委託でThe Aerospace Corporationが実施したもので、組み込みソフトウェア向けバイナリ解析ソリューションを対象に、市場で最も熟練した製品を推奨するものです。すべての主要製品に対する厳格な評価を経て、BlackBerry Jarvisは、最も有望かつ堅牢な製品と評価されました。

(以上)

 

BlackBerryについて

BlackBerryは、世界中の企業や政府機関向けに、インテリジェントなセキュリティソフトウェアとサービスを提供しています。BlackBerryのソリューションは、1億9,500万台の自動車をはじめ、5億以上のエンドポイントを保護しています。カナダ・オンタリオ州ウォータールーに本社を置く同社は、AIと機械学習を活用して、サイバーセキュリティ、安全性、およびデータプライバシーソリューションの分野で革新的なソリューションを提供しています。さらに、エンドポイントのセキュリティ管理、暗号化、組み込みシステムなどの主要分野をリードしています。詳細については、BlackBerry.comをご覧ください。

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