業界に先駆けて、米国バイデン大統領によるサイバーセキュリティ大統領令に準拠したターンキー型のソフトウェア構成分析ツールを提供
BlackBerry Limited（本社: カナダ オンタリオ州、CEO: ジョン・チェン、NYSE: BB、TSX: BB、以下BlackBerry）は本日、同社のソフトウェア構成解析ツール「BlackBerry Jarvis」の新機能を発表しました。この新機能により、米国連邦政府が取引する企業が、バイデン大統領による「国家のサイバーセキュリティの向上に関する大統領令」で要求されているソフトウェア部品表（SBOM）の要件に準拠することが可能になります。
この大統領令第14028号は、米国政府にテクノロジーソリューションを提供するすべてのベンダー、サプライヤー、プロバイダーを対象に、完全なSBOMを提供し、その他のサイバーセキュリティ管理措置を行い、米国の重要インフラのソフトウェアサプライチェーンのセキュリティの脆弱性を直ちに特定し、是正することを求めています。
BlackBerry QNXは、今回の新規格に対応するため、BlackBerry Jarvisに特定の機能を追加しています。これにより、米国政府や規制機関に対応するための主要規格の一つであるSoftware Package Data Exchange（SPDX®）レポート規格に準拠した包括的なSBOMレポートを効率的に生成できます。新機能を備えたBlackBerry Jarvisは2022年初頭に提供開始予定で、連邦政府で使用される製品の組み込みソフトウェア開発者に対して、業界に先駆けて重要な機能を提供するソフトウェア構成解析ツールとなります。開発者は、ツールが提供する迅速かつ実用的なインテリジェンスを活用することで、あらゆる既知の問題からソフトウェアのセキュリティを保護することができます。
BlackBerryのBlackBerry Technology Solutions部門の最高技術責任者であるAdam Boultonは、次のように述べています。「政府や業界に特化した、複数の安全・セキュリティ規格が出てきていますが、昨今多くのサイバーセキュリティ攻撃により、米国連邦政府のデジタル・インフラにおける脆弱性が浮き彫りになる中、コードベースに対する信頼性の確保は極めて重要になっています。BlackBerry Jarvisを利用することで、組み込みソフトウェアの開発者は、規格の遵守状況を実証し、ソフトウェアの品質指標を追跡し、またシステムを継続的に強化して、高度化するサイバー攻撃に対する耐性を維持できます。BlackBerry Jarvisは、米国政府が義務付ける形式でSBOMレポートを生成する新機能を備えており、国家のサイバーセキュリティとソフトウェアサプライチェーンのリスクを管理する調達担当者にとって、有益なツールとなります。」
BlackBerry Jarvisの詳細は以下をご参照ください。
https://blackberry.qnx.com/en/products/security/blackberry-jarvis
（以上）
BlackBerryについて
BlackBerryは、世界中の企業や政府機関向けに、インテリジェントなセキュリティソフトウェアとサービスを提供しています。BlackBerryのソリューションは、1億9,500万台の自動車をはじめ、5億以上のエンドポイントを保護しています。カナダ・オンタリオ州ウォータールーに本社を置く同社は、AIと機械学習を活用して、サイバーセキュリティ、安全性、およびデータプライバシーソリューションの分野で革新的なソリューションを提供しています。さらに、エンドポイントのセキュリティ管理、暗号化、組み込みシステムなどの主要分野をリードしています。詳細については、BlackBerry.comをご覧ください。
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