小売業界

先手を打ってビジネスを展開

現在の小売業界には、従来の店頭販売からキオスク、堅牢なオンラインマーチャントポータルに至るまで、さまざまな環境が存在します。これらの環境は、新しい脅威に対して脆弱であるという点で共通しています。 そのため、トランザクション、顧客データ、ネットワークの整合性を確保することが非常に重要になります。

小売業界における不正行為とデータ盗難の防止

小売業界における不正行為とデータ盗難の防止

小売業界でセキュリティに関するインシデントが発生した場合、業界全体に影響がおよびます。ランサムウェア、マルウェア、POS システムへの侵入、DDoS 攻撃などの脅威は、すべて小売業者や顧客のビジネス継続能力を奪うことを目的としています。BlackBerry 製品を使うことによって高度な防御環境を構築することができます。これは、包括的な統合型エンドポイントの保護機能と管理機能、脅威の防止を目的とした AI 駆動型テクノロジとサービスから成り立っています。 

PCI コンプライアンスのみでは不十分

PCI データセキュリティスタンダード(PCI-DSS)により、支払処理の最低限のベースラインが定義されていますが、これだけではセキュリティ対策として十分ではありません。EMV 技術はセキュリティ対策としては効果的ですが、モバイル決済や e コマースによる取引が着実に増加しているため、攻撃対象はさらに広がっています。当社は、カード会員データや Web アプリケーションのセキュリティから、モバイルデバイスの管理に至るまで、お客様に合わせてセキュリティ対策のアプローチをカスタマイズしています。
最善の防御策は脅威の防止

最善の防御策は脅威の防止

サイバーセキュリティに対する脅威がより巧妙かつ拡大する一方で、接続されているエンドポイントの数と共有データの量も指数的に増え続けています。こうした脅威に対処するには、AI をベースとして脅威を防止する新しいアプローチが必要になります。 サイバー脅威を防止するには、エンドポイントのセキュリティを確保するための包括的なアプローチが不可欠です。BlackBerry Spark® を導入すれば、デスクトップ、モバイルデバイス、サーバー、IoT などから構成されるゼロトラストセキュリティ環境を実現することができます。 

コンサルティングサービス

FBI の報告によると、2019 年の後半までに数万社の企業がビジネスメール詐欺の被害に遭っています。  これらの企業は、こうしたサイバー攻撃により、総額 260 億ドルの損失を被っています。1

ランサムウェア攻撃はあらゆる業界で発生していますが、特に小売業界では、豊富に揃った商品がサイバー犯罪者の格好のターゲットになっています。BlackBerry チームは、現在でセキュリティ違反が発生していないか、既に発生していないかどうかを確認することにより、セキュリティ体制を評価します。 

BlackBerry は、組織のニーズに適したコンサルティングサービスや各種ツールを提供することにより、サイバーセキュリティに対する脅威を特定してその影響を軽減します。こうしたサービスとしては、インシデント対応サービス、ペネトレーションテスト、フォレンジックサービス、IT セキュリティトレーニングなどがあります。

インシデント対応サービスが必要な場合は、当社までお問い合わせください